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第6回「異常気象と長期変動」研究集会

平成20年度防災研究所研究集会(20-K01)
「気候変動と異常気象─メカニズムと予測可能性」講演要旨

開催日時: 2008年10月30日(木) 12:55～18:20
2008年10月31日(金) 09:40～18:00
開催場所: 京都大学宇治キャンパス内木質ホール3階大セミナー室

2008年10月30日

12:55: 趣旨説明
向川均(京大・防災研)
13:00: 熱帯降水に伴う潜熱解放データの解析 -熱帯亜熱帯域の対流活動に対する大規模場の力学的・熱力学的効果について-
高薮縁(東大・気候システム)・重尚一(大阪府大)
13:20: MJOがPNAパターンの予測可能性に及ぼす影響
向川均(京大・防災研)・林麻利子(京大・院理)
13:40: 気象庁週間アンサンブルの現状と開発
米原仁・小森拓也・酒井亮太(気象庁・数値予報課)
14:00: アンサンブル予報におけるモデル誤差の影響～EnKFを用いて～
小山博司(北大・環境)・渡部雅浩(東大・気候システム)
14:20: 帯状平均場の予測可能性
岩崎聡子(北大・環境)・山崎孝治(北大・地球環境)・渡部雅浩(東大・気候システム)

休憩 14:40-15:00

15:00: 成層圏の季節予測に及ぼす影響　～2003/4年冬季に関する数値実験～
黒田友二(気象研)
15:20: 2001-2006年冬季北半球成層圏循環の予測可能性について
一丸知子・廣岡俊彦(九大・理)・向川均(京大・防災研)
15:40: 気候モデルWACCMで再現された熱帯下部成層圏における波駆動: Part I 年変化
田口正和(愛知教育大・地学)
16:00: 化学-気候モデルにおけるNAMの下部成層圏での持続時間について
柴田清孝・藤田玲子(気象研)
16:20: CMIP3マルチ気候モデルにおける成層圏極渦のバイアスと対流圏循環の再現性
西井和晃・宮坂貴文・小坂優・中村尚(東大・理)

休憩 16:40-17:00

17:00: 1970年代後半に起きたENSOテレコネクションパターンの変質
小寺邦彦(名大・STE/気象研)
17:20: 冬季北半球対流圏長周期変動の10年規模変調について
山根省三(同志社大・理工)・本田明治(海洋研究開発機構)・中村尚(東大・理)
17:40: 北極海海氷変動に対する大気応答の力学・熱力学過程
本田明治・猪上淳(海洋研究開発機構)・山根省三(同志社大・理工)
18:00: 大気海洋結合のある浅水波方程式系において導出された位相速度の遅い東進モード
佐藤尚毅(海洋研究開発機構)

懇親会 (宇治生協会館) 18:40--20:30

2007年10月31日

09:40: 2008年夏の日本付近の特徴的な循環場について
藤川典久・原田やよい・牛田信吾・長谷川寛・後藤敦史(気象庁・気候情報課)
10:00: 夏季におけるインド洋の対流活動と大規模循環場や海洋変動との関係について
原田やよい・藤川典久・長谷川寛・後藤敦史(気象庁・気候情報課)
10:20: 日本の天候に関連した夏季インド洋の大気海洋変動および大気海洋結合モデル(JMA/MRI-CGCM)にみられる予測可能性について
平原翔二・後藤敦史・前田修平・佐藤均・成瀬由紀子・伊藤明・新保明彦・高谷祐平(気象庁・気候情報課)・安田珠幾(気象研・気候)
10:40: JRA-25に表現される熱帯低気圧場とその年々変動
釜堀弘隆(気象研・気候)
11:00: 再解析およびCMIP3気候モデルにおける夏季アジアジェット上の波列状変動の力学
小坂優・中村尚(東大・理)
11:20: 南半球亜熱帯高気圧の季節進行
宮坂貴文・中村尚(東大・理)

昼食休憩 11:40-13:00 (80分)

13:00: 高解像度大気モデルでの北半球低気圧活動の将来変化
水田亮・松枝未遠(地球科学技術総合推進機構/気象研)・遠藤洋和・行本誠史(気象研)
13:20: 水惑星条件における傾圧不安定波動の活動に対するSST上昇の影響
小玉知央・岩崎俊樹(東北大・理)
13:40: 日本近海の爆弾低気圧活動と大規模循環場との相互作用
吉池聡樹・川村隆一(富山大・理工)
14:00: 領域大気モデル中の湾流に対する大気応答のメカニズム
高玉孝平・見延庄士郎・稲津將(北大・理)

休憩 14:20-14:40

14:40: 北半球冬における定常波動と非定常波動のエネルギー相関
長谷川怜・小玉知央・望月泰・岩崎俊樹(東北大・理)
15:00: NLBMを用いた北半球大気循環の偏差場形成
安井壯一郎(北大・環境)・渡部雅浩(東大・気候システム)
15:20: ブロッキングの持続機構に関する観測的・数値的研究
山崎哲・伊藤久徳(九大・理)
15:40: ブロッキング現象の地球温暖化時の変化とその不確実性
松枝未遠・水田亮(地球科学技術推進機構/気象研)・楠昌司(気象研)
16:00: 冬季東アジアモンスーン変動に関わるENSOとNAOの複合的影響
酒井久美・川村隆一(富山大・理工)

休憩 16:20-16:40

16:40: 日本の降雪の長期変動に及ぼす、中緯度海洋とSiberian-Japan pattern双方の影響
立花義裕(三重大・生物資源)・高野陽平(コロラド州立大)・岩本勉之(防災科研)
17:00: 近未来地球温暖化予測を念頭においた北太平洋十年スケール変動予測
望月崇・石井正好(地球環境フロンティア)・木本昌秀・近本喜光・渡部雅浩(東大・気候システム)
17:20: 太平洋10年規模変動の感度解析と予測可能性
森正人・木本昌秀・渡部雅浩(東大・気候システム)・石井正好・望月崇・杉浦望(地球環境フロンティア)
17:40: 近未来予測に向けたアンサンブル摂動の開発
近本喜光・木本昌秀(東大・気候システム)・望月崇・石井正好(地球環境フロンティア)
18:00: 終了